イヤホンナビ

国内・海外のイヤホンメーカー別の特色やおおまかな特徴、定番機種の詳細をリポート。

SENNHEISER (ゼンハイザー)

世界で初めての開放型ヘッドホンを発売したドイツの老舗メーカー。2008年には市場に先駆けた世界初の完全ワイヤレスイヤホン「MX W1」を世にリリースしたことでも有名。イヤホンのラインナップは幅広く世界的に高い評価を得ているブランドで、有線のリファレンス「IEシリーズ」、伝統のカナル型「CXシリーズ」、「木綿」の愛称で親しまれている都会的な「MOMENTUMシリーズ」の3ラインナップを展開。インナーイヤーシリーズの「MXシリーズ」は、市場のニーズがインナーイヤー型からカナル型・ワイヤレスへと変化していく中で、シリーズとしての役目を全うした。

2022年3月にはゼンハイザーのコンシューマー部門が丸ごとスイスの補聴器メーカーSonova(ソノヴァ)社の傘下となったが、技術者もそのままスライドで移籍しているため、ゼンハイザーのブランド名はそのままに、今までどおり開発・販売が継続される。



AKG [エーケージー/アーカーゲー](オーストリア)
オーストリア・ウィーンに本拠を持つ音響機器メーカー。
業務用機器、特にヘッドホンとマイクロフォンについては定評があり、ドイツ等欧米を中心として世界的に大きなシェアを持つ。
コンシューマー向けのイヤホンとしては、スタイリッシュなカラーリングのカナル型を中心に展開している。主ラインのEar Canalシリーズをはじめ、iPhoneと連携したモデルやノイズキャンセリングを搭載したモデルもリリースされている。

Audio-Technica [オーディオテクニカ](日本)
ソニーと並ぶ国内大手メーカー。
カナル型・インナーイヤー型のイヤホンについて多種多様のラインナップを誇り、高価格帯から低価格帯までまんべんなくリリースされているのが特徴。リリースされているそのほとんどの機種については概ね評価は良好である。
1万円程度のCKシリーズが、誰にでもお勧めできる無難な音づくりで「定番」と呼ばれている。また、3万円以上の製品についても、2way3BAドライバのATH-CK100を筆頭に高い評価を受けている。チタン等の素材の使い方が上手なメーカーである。
最近では、低域に特化したモデルや女性をターゲットにしたカラフルで多彩なイヤホンも積極的にラインナップしている。

SONY [ソニー](日本)

世界的に有名なメーカー。多彩なラインナップを持ち、比較的安価なイヤホンについても音質については定評がある。大口径ダイナミック型ドライバーユニットを垂直に配置する「バーティカル・イン・ザ・イヤー方式」などの独自の技術開発で国内外から高い評価を受けている。

主なモデルはMDR-EXシリーズとなり、価格帯も上から下まで豊富にラインナップされている。安価な製品にはいわゆる「ソニーっぽい」音と呼ばれるような、高音及び低音重視のサウンドの傾向がある一方で、名機と呼ばれるような定番イヤホンも製造しており、固定ファンも多い。また、低音再生に特化したEXTRA BASSシリーズもラインナップに加え、完全ワイヤレスイヤホンのWF-1000X等、新製品を意欲的にリリースしており、ますますの多様化した商品郡をラインナップしている。

SHURE [シュア](アメリカ)
カナル型という耳栓タイプのイヤホンを爆発的に普及させたメーカー。
プロオーディオの世界で80年以上に渡って培われたテクノロジーが惜しみなく投入されており、その裏付けされた音質には定評がある。
カナル型のイヤホンのみの展開で、コンシューマープロダクツの「SEシリーズ」、プロオーディオプロダクツの「SCLシリーズ」の2本柱となる。爆発的に人気の引き金となったE2CはSCL2へとリネームされている。

Westone [ウエストン](アメリカ)
聴覚機器の分野で世界有数のメーカーです。
これまでの技術をフィードバックして新たにインイヤーモニターを開発。世界初、3Wayの3BAドライバー搭載のWestone3をリリースした事でも名高いメーカーである。