イヤホンナビ

メーカー別イヤホン

国内・海外のイヤホンメーカー別の特色やおおまかな特徴、定番機種の詳細をリポート。

AVIOT (アビオット)

AVIOTは日本のサウンドを熟知した日本人オーディオエキスパートが携わる日本発のオーディオビジュアルブランド。快適さと音質に重点を置いた高品質のイヤホンを製造することで知られており、完全ワイヤレス、ノイズキャンセリング、ながら聴きの骨伝導イヤホンなど、幅広いラインアップを誇ります。特筆すべきモデルとして「ピヤホン」と呼ばれているピエール中野氏コラボモデルのTE-Z1PNK、TE-BD21j-ltd、WE-BD21d-pnkがあり、非常に人気が高い。特にオーディオユーザーから高い評価を受けているメーカーとして有名です。

Audio-Technica (オーディオテクニカ)

ソニーと並ぶ国内オーディオ機器メーカー。インイヤータイプ、ワイヤレスタイプなど多種多様のラインアップを誇り、高価格帯から低価格帯までまんべんなくリリースされているのが特徴。高音質と耐久性に優れた製品で知られており、プロフェッショナルから一般のユーザーまで幅広いニーズに対応しています。リリースされているそのほとんどの機種については概ね評価は良好である。人気モデルとしては、完全ワイヤレスイヤホンのATH-TWX9をはじめ、「定番」と呼ばれているCKシリーズが、誰にでもお勧めできる無難な音づくりで定評がある。また、ATH-E70を筆頭としたプロ用イヤホンの人気も高い。

JBL (ジェイビーエル)

JBLは、スピーカー、ヘッドホン、サブウーファーなどのオーディオ機器を製造するアメリカの老舗メーカー。同社は1946年にジェームス・バロー・ランシング(James Bullough Lansing)によって設立され、そのフルネームの頭文字から「JBL」と呼称されています。現在はサムスン電子の子会社であるハーマン・インターナショナル・インダストリーズの傘下に入っています。JBLのイヤホンは、迫力のある低音とクリアな音質が特徴的で、ワイヤレスモデルやノイズキャンセリングモデルなど、さまざまな用途に合わせた幅広い機種を開発しており、人気のある定番モデルとして、LIVE FREE 2、TUNE FLEX、TOUR Pro+ TWSなどがあります。

SENNHEISER (ゼンハイザー)

世界で初めての開放型ヘッドホンを発売したドイツの老舗メーカー。2008年には市場に先駆けた世界初の完全ワイヤレスイヤホン「MX W1」を世にリリースしたことでも有名。イヤホンのラインナップは幅広く世界的に高い評価を得ているブランドで、有線のリファレンス「IEシリーズ」、伝統のカナル型「CXシリーズ」、「木綿」の愛称で親しまれている都会的な「MOMENTUMシリーズ」の3ラインナップを展開。インナーイヤー型の「MXシリーズ」は、市場のニーズがインナーイヤー型からカナル型・ワイヤレスへと変化していく中で、シリーズとしての役目を全うした。

2022年3月にはゼンハイザーのコンシューマー部門が丸ごとスイスの補聴器メーカーSonova(ソノヴァ)社の傘下となったが、技術者もそのままスライドで移籍しているため、ゼンハイザーのブランド名はそのままに、今までどおり開発・販売が継続される。

SONY (ソニー)

ソニーは、完全ワイヤレスイヤホン・有線イヤホンともに、幅広いラインアップを展開しています。安価な製品にはいわゆる「ソニーっぽい」音と呼ばれるような、高音及び低音重視のサウンドの傾向がある一方で、名機と呼ばれるような定番イヤホンも製造しており、固定ファンも多い。また、新製品を意欲的にリリースしており、ますますの多様化した商品郡をラインアップしている。人気モデルとしては、WF-1000XM4、WF-C500、フラットで正確なサウンドと高耐久性でオーディオエンジニアやミュージシャンに人気のあるMDR-EX800STなどがあります。

SHURE (シュア)

現在当たり前に存在する「カナル型イヤホン」を爆発的に普及させたアメリカのメーカー。ゲームチェンジャーの名機として名高い「E2C」が、当時インナーイヤー型が普通だったイヤホンのカナル型主導スタイルにがらりと変化させ、普段使いモデルの決定版として大人気を博したのはまさに歴史的と言っても過言ではない出来事であった。プロオーディオの世界で長年培われたテクノロジーが惜しみなく投入されており、その裏付けされた音質には定評があります。高品質で正確なサウンド、高耐久性、高快適性で知られており、スタジオでのモニタリングから普段使いまで多彩なモデルをラインアップしています。人気のあるモデルとしては、ワイヤードのSE846、SE535、SE215が定評があります。



AKG [エーケージー/アーカーゲー](オーストリア)
オーストリア・ウィーンに本拠を持つ音響機器メーカー。
業務用機器、特にヘッドホンとマイクロフォンについては定評があり、ドイツ等欧米を中心として世界的に大きなシェアを持つ。
コンシューマー向けのイヤホンとしては、スタイリッシュなカラーリングのカナル型を中心に展開している。主ラインのEar Canalシリーズをはじめ、iPhoneと連携したモデルやノイズキャンセリングを搭載したモデルもリリースされている。

Westone [ウエストン](アメリカ)
聴覚機器の分野で世界有数のメーカーです。
これまでの技術をフィードバックして新たにインイヤーモニターを開発。世界初、3Wayの3BAドライバー搭載のWestone3をリリースした事でも名高いメーカーである。

イヤホンの日について

毎年1月8日を「イヤホンの日」としているのは、メーカーや販売店並びにイヤホンのユーザーである我々、そういった法人個人あらゆる立場の垣根を越えて「イヤホン業界全体の発展に少しでも貢献できれば良いな」と考えているからです。音楽が持つ「心を震わす力」を私たちに伝えてくれる「イヤホン」というツールに無限の可能性を感じ、また、私たちの人生をより豊かに、そして、時には支えてくれる存在になり得る「イヤホンの力」を少しでも世間に広げたいなという想いから、1月8日を語呂合わせではありますが「イヤホンの日」と制定いたしました。

みなさまの、様々な立場から発信している「イヤホン業界全体の発展に寄与している姿」に心から感銘を受け、2023年はより皆様のお役に立てるよう頑張る次第ですので、生暖かく見守っていただければ幸いでございます。