Technicsのイヤホン おすすめ商品一覧
| 機種名 | 画像 | 市場価格 | Bluetooth SoC | ノイズキャンセリング | 外音取り込み | マルチポイント | 発売日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| EAH-AZ100 | ¥32,500 | AB1585 | ○ | ○ | ○ | 2025/01/23 | |
| EAH-AZ40M2 | ¥13,500 | AB1565M | ○ | ○ | ○ | 2023/10/19 | |
| EAH-AZ80 | ¥27,597 | AB1565M | ○ | ○ | ○ | 2023/06/15 | |
| EAH-AZ60 | ¥23,000 | AB1565M | ○ | ○ | ○ | 2021/10/15 | |
| EAH-AZ40 | ¥9,900 | AB1565M | × | ○ | ○ | 2021/10/15 | |
| EAH-AZ70W | ¥19,800 | AB1552 | × | ○ | ○ | 2020/04/10 |
Technics
テクニクス（Technics）は1965年、パナソニック（当時は松下電器産業）が創設した高級オーディオブランドであり、その名称は「Technology（技術）」と「Acoustics（音響）」を融合させた造語に由来し、誕生以来一貫して「原音再生」を理念の中心に据えてきました。創業当初から、単なる音響機器の製造にとどまらず、音楽が持つ本来の感動や演奏者の意図を忠実に再現することを使命とし、アナログからデジタルへと移り変わる時代の中でも、常に先進的な技術と緻密な音響設計を融合させた製品を世に送り出してきました。特に1970年代に登場したダイレクトドライブ方式ターンテーブル「SL-1200シリーズ」は、精密な回転制御と堅牢な構造、そして優れた音質によって世界中のDJや放送局、オーディオファンから絶大な支持を獲得し、クラブカルチャーや音楽制作の現場においても欠かせない存在となりました。この成功は、テクニクスが単なる高級オーディオブランドではなく、音楽文化そのものに深く根差した存在であることを証明しています。やがて時代はポータブルオーディオやワイヤレス化の波へと移行し、テクニクスもまたその流れに呼応する形で、長年培った音響ノウハウと最新のデジタル技術を融合させた新たな製品群を展開するようになりました。
テクニクスの完全ワイヤレスイヤホンは、単なるポータブルオーディオ製品ではなく、半世紀以上にわたり培われた音響設計と先進技術の結晶です。テクニクスのイヤホンに共通するのは、音質への徹底したこだわりと、環境に応じた高度なノイズ制御技術、複数デバイス間をシームレスに行き来できる利便性、そしてオンライン会議や通話でも高く評価されるクリアな音声伝送性能です。さらに、コンチャフィット形状による安定した装着感や、上質感のあるデザインもブランドの魅力を支える重要な要素となっています。今後も、空間オーディオやLE Audioなど新しい音声規格への対応を進めつつ、革新的なドライバー技術や音響設計を発展させ、より多くの人々が場所やスタイルを問わず「原音再生」のという「テクニクスの哲学」を色濃く反映し、音楽を愛する人々に確かな満足を与えています。
Technicsのイヤホン 人気売れ筋モデル
まず「EAH-AZ100」は、2025年に登場した最新フラッグシップモデルで、最大の特徴は完全ワイヤレスとして世界的にも珍しい磁性流体ドライバーを採用していることです。磁性流体をボイスコイル周辺に充填することで、振動板の動きを極めて精密に制御し、不要な共振や歪みを抑制。これにより、低域から高域までのレスポンスが極めて自然で、音の立ち上がりや減衰も滑らかに表現されます。高域は透明感がありながら刺さることなく、中域はボーカルの息遣いや楽器の倍音を細やかに描き出し、低域は深く沈み込みながらも輪郭が明瞭。クラシックやジャズなど、生楽器の質感を重視するリスナーにとって理想的な再生能力を備えています。機能面でも、ドルビーアトモスやLE Audioへの対応、環境に応じて自動調整するアダプティブノイズキャンセリング、Qiワイヤレス充電、防滴性能（IPX4）など、現行の完全ワイヤレスに求められる要素をほぼ網羅。さらに「Voice Focus AI」による通話時のノイズ低減は、騒がしい環境でもクリアな会話を可能にします。装着感はコンチャフィット形状を採用し、耳のくぼみに自然に収まるため長時間でも疲れにくく、アプリによるイヤーチップサイズ診断機能も搭載。まさに音質・機能・快適性のすべてを極めたモデルです。
次に「EAH-AZ80」は、AZ100登場前のフラッグシップとして高い評価を得てきたモデルで、現在もコストパフォーマンスの高さから根強い人気を誇ります。10mmダイナミックドライバーとデュアルハイブリッドノイズキャンセリングを搭載し、ワイヤレスながら有線に迫る解像度を実現。音質は全帯域でバランスが良く、特に中域の厚みとボーカルの生々しさが際立ちます。高域は伸びやかで、低域は量感と締まりを両立。ポップスからロック、アコースティックまで幅広いジャンルに対応できる万能型です。機能面では、最大3台まで同時接続可能なマルチポイント接続、Qiワイヤレス充電、防滴性能（IPX4）を備え、日常使いからビジネスシーンまで幅広く活躍。「JustMyVoice」テクノロジーによる通話性能も優秀で、周囲の雑音を抑えつつ自分の声だけをクリアに届けます。装着感はAZ100同様コンチャフィット形状で安定感があり、長時間のリスニングや会議でも快適。価格はAZ100より抑えられながらも、音質・機能ともにハイエンドに迫る完成度を誇ります。
そして「EAH-AZ60M2」は、ミドルレンジモデルながら上位機種譲りの技術を多数搭載し、初めてテクニクスの音を体験する人にもおすすめの一台です。ハイレゾ音源対応（LDACコーデック）やデュアルハイブリッドノイズキャンセリングを備え、クリアで伸びやかな高域と引き締まった低域を実現。音質はジャンルを問わず聴きやすく、長時間聴いても疲れにくいチューニングが施されています。機能面では、最大3台までのマルチポイント接続、防滴性能（IPX4）、Qiワイヤレス充電に対応し、日常の利便性も高水準。「JustMyVoice」による通話品質も健在で、オンライン会議や通話でも安心して使えます。筐体は上位機種よりもコンパクトかつ軽量で、携帯性に優れ、耳の小さい人でも快適に装着可能。価格と性能のバランスが良く、幅広い層に支持されています。