ACCENTUM Open 価格比較とレビュー
タイプ | 完全ワイヤレスイヤホン |
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ドライバー | ダイナミック×1 (直径11mm) |
Bluetooth | バージョン5.3 |
対応コーデック | SBC、AAC |
SoC | WQ7034AX (WUQI Micro) |
ノイズキャンセリング | なし |
外音取り込み | なし |
マルチポイント | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
電池持続時間 | 6時間 (本体のみ) |
バッテリー | 1st source: VDL1040W1 (VDL) 2nd source: MC1042D (MBT) |
防水等級 | IPX4 |
重量 | 4.4g (片側) |
カラー | ブラック、クリーム |
発売日 | 2025年06月03日 |
ACCENTUM Open
ゼンハイザーのワイヤレスイヤホン「ACCENTUM Open」。Bluetooth SoCはWQ7034AXを採用し、直径11mmのダイナミックドライバー1基を搭載したインナーイヤー型イヤホンです。
- 特徴
- 上質なゼンハイザーサウンドを纏う、軽やかで開放感のあるインナーイヤー型イヤホンです。
- 80年以上にわたるSennheiserの音響技術の粋を集めた直径11mmダイナミックドライバーを搭載しています。
- イヤホンを外すと自動で停止、装着すると自動で再生を開始するスマートポーズ機能を搭載しています。
- 得意ジャンル
- ジャズ
- クラシック
- ロック
「日常の時間を、より上質なサウンドで満たしたい」そんな願いに応えるのが、Sennheiserの新作「ACCENTUM Open」です。ブランドが長年培ってきた音響技術を、古くからある「インナーイヤー型」であえて実現させたこのモデルは、完全ワイヤレスの利便性に加えオープンタイプならではの「ながら聴き」の自由さと高音質を同時に提供します。在宅での執筆や編集作業、街歩きのBGM、カフェでのひとときまで、さまざまなシーンで寄り添ってくれる軽快かつ上質な完全ワイヤレスイヤホンです
■開放型が生む自然な広がりと高品位サウンド
まず注目すべきは、そのサウンドと開放型ならではの空気感です。11mmダイナミックドライバーは、粒立ちの良い高域とふくよかな中低域を、耳を塞がない構造のまま自然に響かせます。結果、音はスピーカーを思わせるような広がりを持ち、音楽と環境音が心地よく混ざり合います。BGM的な「ながら聴き」であっても音楽的満足感は損なわれず、むしろ日常に音が溶け込む快感を味わえます。さらにIPX4の防滴性能を備えており、屋外でも天候を気にせず活躍できる点もうれしいところです。
■軽やかな装着感と優れた携帯性
次に、その軽やかな装着感と携帯性についてです。片耳わずか約4.4gという軽量ボディは、装着していることを忘れるほど自然で、長時間の使用でも耳の奥が重くなりません。通気性に優れた形状は蒸れを抑えつつ安定感も確保し、移動中のズレも少ないです。ケースも約29.3gと軽量で、ジャケットのポケットや小型バッグに入れても負担にならず、毎日の持ち運びにも便利です。
■スタミナ再生と直感的な操作性
そして、バッテリーと操作性の完成度も見逃せません。本体のみで最大約6時間、ケース併用で最大28時間の連続再生が可能で、10分間の急速充電で約90分使用できます。Bluetooth 5.3とマルチポイントに対応し、スマートフォンとPC間の切り替えもスムーズです。最大8台までのペアリング情報を保持できるため、多機種を使い分ける方にも最適です。通話時には左右計4基のマイクとAIノイズリダクションが環境音を抑え、声の輪郭をクリアに届けます。直感的なタッチ操作や装着検出による自動再生・停止機能も備えており、シンプルなので、購入したその日から快適に使いこなすことが出来るのが大きな魅力です。
ACCENTUM Open の価格比較
ゼンハイザー/ACCENTUM Openの最安価格は¥13,662です。価格比較は毎日おこなっていますが、最安値は常に変動しますので念のため各販売店の最新の価格を必ず確認して下さい。
販売店 | 価格 | 条件等 |
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価格.com | ¥13,662 |
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e☆イヤホン | ¥13,662 |
送料無料 |
Amazon.co.jp | ¥13,800 |
送料無料 |
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買取価格
ACCENTUM Openの買取は¥7,500です。開封品や使用済品にも適用される実態に即した買取上限金額を表示しています。買い取り価格UPキャンペーンも頻繁に開催されていますので詳細は各店舗様にご確認願います。
買取店 | 買取上限金額 |
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e☆イヤホン買取センター | ¥7,500 |
クラシック | 3.6点 |
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ジャズ | 3.7点 |
ポップス | 3.4点 |
ロック | 3.6点 |
- 3.9点
- ブラック: 4260752333245
- クリーム: 4260752333429
- FCC ID: 2A3ULOTW1
- 技適: 201-240596
- Made in China
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レビュー
ゼンハイザー/ACCENTUM Openのレビュー評価は3.9です。音質的に良い点や悪い点、総合的なメリットとデメリットなどの評判や口コミは133件あります。
あなたのレビューをここに載せませんか?広く皆様からSENNHEISER/ACCENTUM Openのレビューを募集しています。ハンドルネーム (特に希望のない場合は名無しさんと表記させていただきます)と総合評価点(★の数)、レビュータイトル、レビュー本文をいただければ幸いです。
インナーイヤー型でここまで鳴るとは
ACCENTUM Openは、オープンタイプのイヤホンの常識を覆すほどの音質を持っています。HD650をベースにしたチューニングは、ウォーミーで深みのあるサウンドを再現しており、特にジャズやクラシックでは空気感と広がりが素晴らしく、スピーカーで聴いているような臨場感があります。
高音は滑らかで芯があり、中音はボーカルが少し控えめながらも楽器とのバランスが絶妙です。低音は深く沈み込むタイプで、ベースの表現が非常にリアル。アコースティック系の音楽との相性は抜群で、ポップスやEDMにはやや不向きかもしれません。
アプリ非対応など機能面では割り切りが必要ですが、音質重視の方には非常におすすめです。iPhoneユーザーならAAC接続でも十分に楽しめると思います。ゼンハイザーの本気を感じる一台です。
軽くて快適!耳に優しい装着感が魅力
インナーイヤー型ながらも非常に快適な装着感を実現しています。耳甲介に沿った独特なステム形状により、重さが分散されて長時間使用しても耳が痛くなりません。片耳4.4gと軽量で、装着していることを忘れるほどの自然なフィット感です。
デザインもシンプルで洗練されており、マットな質感のハウジングとゴールドのアクセントがゼンハイザーらしい高級感を演出しています。ケースはコンパクトで持ち運びに便利ですが、開閉の「チープさ」や取り出しやすさには若干の改善の余地があります。
イヤーピースがないことで圧迫感がなく、開放感と快適さを両立しています。遮音性は控えめですが、耳が疲れないという点で非常に優れた製品です。装着感を重視する方には特におすすめです。
タッチ反応がシビアすぎる
音質面では非常に満足していますが、操作性に関しては少し不満が残りました。タッチセンサーの反応範囲が狭く、意図した操作がうまく反映されないことがあり、特に外出時にはストレスを感じる場面もありました。
しかしながら、操作時の音でタップ回数が確認できる点や、音量調整の長押し対応など、便利な機能も備わっています。アプリには対応していないため操作のカスタマイズはできませんが、基本的な操作は十分に網羅されています。マルチポイント接続も安定しており、複数デバイスの切り替えもスムーズです。
操作性に関しては慣れが必要ですが、音質や装着感など他の面では非常に優れているため、総合的には満足しています。物理ボタン派の方は少し注意が必要かもしれません。
通話はそこそこ、音楽メインなら満足できる一台
通話品質は、静かな環境では問題なく使えますが、騒がしい場所では風切り音や周囲の雑音を拾いやすく、相手に聞こえづらいと言われることもありました。マイクのゲインがやや低く、声が小さくこもって聞こえる印象です。ZoomやTeamsなどのオンライン会議には使えますが、ビジネス用途で頻繁に通話する方には少し物足りないかもしれません。ただし、Bluetooth接続は安定しており、動画視聴時の音の遅延もほとんど感じませんでした。
マルチポイント接続もスムーズで、複数デバイスの切り替えが快適です。通話品質にこだわる方には向きませんが、音楽再生をメインに使う方には十分満足できる製品だと思います。
音質に全振りした潔さが魅力!
ACCENTUM Openは、音質に特化した潔い設計が魅力です。HD650をオマージュした鳴りっぷりは、ジャズやクラシックなどアコースティック系の音楽との相性が抜群で、低音の深みと空間表現が非常に優れています。まるでスピーカーで聴いているような臨場感が味わえると言っても過言ではありません。
装着感は軽く、スッポリ耳に入るようなフィット感で長時間使用しても疲れません。ケースもコンパクトで持ち運びに便利です。マルチポイントやスマートポーズにも対応しており、必要な機能はしっかり備えています。余計な機能がない分、音楽に集中できるのも好印象です。AAC接続でも十分な音質でiPhoneユーザーには特におすすめです。音質重視の方には、非常に満足度の高い製品だと思います。
古き良きゼンハイザーに原点回帰!
いつの頃からでしょうか。世間では、やれ「どこぞの高音質コーデックだ」やれ「どこぞのSoCを積んだ最新モデルだ」と、ブランニューイヤホンばかりがもてはやされ、流行過多の最新モデルばかりを追いかけるようになったのは。そんなサイクルの短い「時代の潮流」に疑問符を打つモデル、それこそがこの「ACCENTUM Open」であると申し上げて差し支えないでしょう。
まず、そのスマートでシンプルな作りは、多機能の波に溺れた我々の「耳を覚ましてくれる」逸品であると言えます。イヤホンが持つ「音質のみ」にスコープしたその潔さはすなわち、「本物の音」を知っている老舗メーカーにしか辿り着けない「極点」であり「頂点」であると。心臓部であるBluetooth SoCをQualcommからWUQI Microに変更した英断からもその覚悟が滲み伝わってきますね。コーデックという厚化粧に頼ることなく、シンプルに「鳴りっぷり」が良く「躍動感」と「美しさ」に満ちた「本物の音」を奏でるか。その1点のみを徹底追及したすばらしいモデルの一つと言えます。
「リトルHD650」との呼び声も高い中、あえて申し上げるとACCENTUM Openの出音は「令和のMX500」と申し上げるべきかもしれません。かの一世を風靡したインナーイヤー型の雄「MX500」を起源に持つ、ふくよかでダークな低音とリアルな中音。そして儚くも美しい高音までの自然なつながり感。それはいわゆる「古き良きゼンハイザーサウンド」そのものであると。そしてこれこそが、このACCENTUM Openに相応しい称号の一つであると。