DUNUのイヤホン おすすめ商品一覧
機種名 | 画像 | 市場価格 | Bluetooth SoC | ノイズキャンセリング | 外音取り込み | マルチポイント | 発売日 |
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ITO | ¥31,980 | - | × | × | × | 2025/09/08 | |
DaVinci | ¥45,445 | - | × | × | × | 2024/07/05 |
DUNU
DUNUは、中国・深圳を拠点に1994年に創業した音響機器メーカーTOPSOUNDから派生したハイエンドイヤホンブランドです。創業当初は欧米や日本を含む世界各国のオーディオブランドに向けたOEM供給を通じて、精密なドライバー開発技術と音響設計ノウハウを蓄積してきました。2000年代初頭、ポータブルオーディオ市場の拡大を見据えたTOPSOUNDは自社ブランド展開を決断し、2002年に「DUNU」ブランドを立ち上げました。それ以来20年以上にわたり、素材選定から音響設計、チューニング、製造、品質管理までを自社で一貫して行う垂直統合型の生産体制を武器に、世界中のリスナーに高品質かつ音楽的な魅力を備えたイヤホンを提供し続けています。
自社工場には無響室や高精度周波数測定器、耐久試験機などの設備が整い、50名以上の熟練工が精密部品の加工から最終組み立てまでを担当しています。特にダイナミック型ドライバーは自社開発・製造が可能で、振動板にはベリリウム箔や複合素材を用いたPVD(物理蒸着)処理など、音響的に有利な素材と加工技術を惜しみなく投入しています。また、DUNUはハイブリッド構成の先駆者的存在であり、ダイナミック型、BA型(バランスド・アーマチュア)、静電型(EST)、平面型など複数のドライバーを組み合わせ、それぞれの得意帯域を活かした広帯域再生を実現しています。ドライバー間の位相や音色の統一感を確保するためのアコースティック設計やクロスオーバーのチューニングにも徹底的にこだわっています。さらに、長時間装着しても快適な人間工学に基づく筐体設計や、遮音性とフィット感に優れたイヤーチップの開発にも注力しています。筐体素材には航空機グレードのアルミ合金、ジルコニウム合金、ステンレススチール、天然木をスタビライズ加工したフェースプレートなどを採用し、高精度CNC加工によって音響特性と耐久性、そして所有欲を満たす美しい外観を両立させています。ケーブルには独自の「Q-Lock」交換式プラグシステムを採用し、3.5mmや4.4mmなどの端子を簡単に付け替えられる利便性も備えています。
DUNUは「素材から音を作り上げる」という哲学を貫き、単なる部品の組み合わせではなく、ドライバー開発から筐体設計、チューニングまでを一貫して行うことで、他ブランドにはない完成度を実現しています。その製品は、スペックや見た目の派手さだけでなく、長時間聴いても疲れにくく、音楽の魅力を引き出す「音楽的なバランス感覚」に優れており、革新的な技術と美しいデザインを融合させた製品で、世界中のリスナーを魅了し続けるブランドです。
DUNUのイヤホン 人気売れ筋モデル
代表的な人気モデルの一つ「DaVinci」は、2基のダイナミックドライバーと4基のBAドライバーによる6ドライバー・ハイブリッド構成を採用し、低域は深く沈み込みながらもタイトで、中域はボーカルの存在感をしっかりと描写します。高域は伸びやかで刺さりにくく、広めの音場を実現しています。天然木目の五つ葉カエデを用いたスタビライズドウッド・フェースプレートが高級感を演出し、付属ケーブルはQ-Lock Mini交換式プラグシステム対応で3.5mm/4.4mm端子を同梱しています。低域の量感とバランスを両立したサウンドは、ポップスやロック、アニソンなど幅広いジャンルにマッチします。
もう一つの人気機種「Studio SA6 MK2」は、Sonion製とKnowles製のBAドライバーを組み合わせた6BA構成で全帯域をBAでカバーするモニターライクなモデルです。解像度の高さと音の分離感に優れ、楽器の定位や質感描写が非常に正確です。筐体には美しい木目のフェースプレートを採用し、チューニングスイッチによってニュートラル寄りのサウンドと低域をやや強調したサウンドを切り替えることができます。付属ケーブルは高品位な「Hulk Mini Pro」で、交換式プラグシステムにも対応しています。ジャズやクラシック、アコースティックなど、正確性と音楽性を両立したいリスナーに最適です。
そして「DK3001 BD」は、ジルコニウム・セラミック・コーティングを施したホワイトシェルが特徴的で、耐摩耗性と高級感を兼ね備えています。ハイブリッド構成(詳細なドライバー構成は非公開ながら、DUNUらしい高精度チューニング)により、低域の厚みと中高域の透明感を両立しています。音場は立体的で包囲感があり、ポップスからクラシック、EDMまで幅広く対応可能です。外観の美しさと音質のバランスが高く評価され、所有欲を満たす一本です。
最後に、DUNUとイヤホン界のレジェンド「カジェログのかじかじ氏」が共同開発した有線イヤホン「ITO」は、10mm超低域用+8mm中低域用ダイナミックドライバーと、中高域・超高域用BA各1基を組み合わせた4ドライバー構成を採用。深くとんでもなく力強い低音と、しなやかで伸びやかな高音を両立し、ポップスからクラシックまで幅広く対応します。付属の高純度銀メッキ単結晶銅「LEO」ケーブルは3.5mm/4.4mm交換式で高音質かつ利便性も高く、3万円台前半という価格帯で「金字塔」と言われるモデルとなる実力を備えています。