WF-1000XM4 レビュー・評価
| 読み方 | WF-1000XM4 |
|---|---|
| タイプ | 完全ワイヤレスイヤホン |
| ドライバー | ダイナミック×1 (直径6mm) |
| Bluetoothバージョン | 5.2 |
| 対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
| SoC | MT2822S (MediaTek) |
| ノイズキャンセリング | ✔ |
| 外音取り込み | ✔ |
| マルチポイント | ✔ |
| ワイヤレス充電 | ✔ |
| 電池持続時間 | 8時間 (本体のみ) |
| バッテリー | ZeniPower Z55H |
| 防水等級 | IPX4 |
| 重量 | 7.3g (片側) |
| 発売日 | 2021年06月25日 |
| メーカー公式情報 | メーカートップページ | メーカー製品情報ページ | メーカー仕様表 | プレスリリース |
ユーザーレビュー・評価
WF-1000XM4のレビュー評価は4.4です。音質的に良い点や悪い点、総合的なメリットとデメリットなどの評判やクチコミは9,489件あります。
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音質とノイキャンは最高峰だけど、イヤーピースとケースの傷つきやすさは要注意
前作のWF-1000XM3の弁当箱サイズから劇的にコンパクトになり、机の上でしっかり自立するデザインに生まれ変わったのは本当に素晴らしい進化です。マットな質感で高級感があり、待望のワイヤレス充電にも対応したため、充電パッドにポンと置いておくだけで常に満充電にできる体験は一度味わうと戻れません。ただ、このケースは質感こそ良いものの非常に擦り傷がつきやすく、ポケットに鍵などと一緒に無造作に入れていると1ヶ月ほどで細かい傷だらけになります。見た目を綺麗に保ちたい方や、将来売却することを考えている方は、購入後すぐにシリコン製などの保護カバーを装着することを強くおすすめします。
本体の形状は耳の中にすっぽり収まる丸っこいデザインで、装着時に耳から大きく飛び出さないため見た目は非常にスマートです。しかし、装着感に関しては少し人を選ぶ部分があり、純正のポリウレタンフォーム素材のイヤーピースは遮音性が高い代わりに耳の穴をグッと押し広げられるような強い圧迫感があります。人によっては長時間つけていると耳が痛くなったり痒くなったり、あるいは音がサラッとしすぎて物足りないと感じるかもしれません。もし純正のフィット感が合わない場合は、軸が短く快適なJVCのスパイラルドットや、吸い付くようなフィット感で音の締まりと躍動感を一気に向上させてくれるAZLAのSednaEarfit Crystalなどのサードパーティ製イヤーピースへ速攻で交換すると、この不満は完全に解消されます。
音質に関しては、現在この価格帯で買える完全ワイヤレスイヤホンとしては間違いなくトップクラスの完成度を誇っています。前作のドンシャリ傾向からガラッと変わり、高音の刺さりがなくクリアに伸び、ボーカルがクッキリ聴こえ、深く上品な低音が鳴るという、非常にバランスの良い優等生なモニターライクサウンドに仕上がっています。Spotifyなどの圧縮音源でもハイレゾ級にアップスケーリングするDSEE Extremeが優秀で、Android端末でLDAC接続をした際の音の細やかさや音場の広がりは感動モノです。ポップスからクラシック、YouTubeの動画視聴まで、ジャンルを問わずすべての音源を贅沢なライブ感のある音で楽しむことができます。
ノイズキャンセリング性能は本当に素晴らしく、機能をオンにした瞬間に電車の走行音やエアコンの騒音などがスッと消え去り、作業に集中するためのデジタル耳栓としても完璧に機能します。特有の耳が詰まるような圧迫感がほとんどなく、外音取り込み機能も優秀でイヤホンをつけたままコンビニのレジで店員と自然に会話ができるレベルに達しています。さらに、アップデートによって待望のマルチポイント接続に対応したため、PCとスマホの2台に同時接続してシームレスに切り替えられるようになった上、マルチポイントとLDACによる高音質再生を両立できるという変態的な仕様もガジェット好きとしては堪りません。純正イヤーピースの好みが分かれる点とケースの傷つきやすさという弱点はありますが、そこを対策さえすれば今でも一線級で戦える、絶対に失敗しない最強の選択肢です。