Minor III 価格比較とレビュー
タイプ | 完全ワイヤレスイヤホン |
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ドライバー | ダイナミック×1 (直径12mm) |
Bluetooth | バージョン5.2 |
対応コーデック | SBC、aptX |
SoC | QCC3046 (Qualcomm) |
ノイズキャンセリング | なし |
外音取り込み | なし |
マルチポイント | 非対応 |
電池持続時間 | 5時間 (本体のみ) |
防水等級 | IPX4 |
重量 | 4g (片側) |
発売日 | 2021年10月15日 |
Minor III
Minor IIIはイギリスのギターアンプメーカーMarshall(マーシャル)が開発したワイヤレスイヤホンです。Bluetooth SoCはQualcommのQCC3046を採用し、直径12mmのダイナミックドライバー1基を搭載したインナーイヤー型のイヤホンです。後継機はMinor IVです。
- 特徴
- マーシャルの甘いシグネチャーサウンドを実現した完全ワイヤレスイヤホンです。
- カスタムチューニングされた大口径12mmのダイナミックドライバーを搭載しています。
- 高級感のある造りと直感的なタッチコントロールを実現しています。
- 得意ジャンル
- ロック
- ポップス
- ジャズ
マーシャルのシグネチャーサウンドが体感できるイヤホンMinor III。音に妥協することなく、普段使いワイヤレスでマーシャルサウンドを堪能できます。
カスタムチューニングされた直径12mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載しており、力強く甘美な、いわゆる「マーシャルの音」を見事に再現しています。量感豊かな低音から、甘い余韻の乗った中音、鮮明に抜ける高音までのバランス感が素晴らしく、聴いていて楽しいのはもちろんのこと、聴きこむごとにグッと心に染み入る「マーシャル・シグネチャーサウンド」はさすがの一言。ノイズキャンセリング機能は搭載していないものの、その分、使い方はシンプルそのもので、操作に迷うことがないのも利点の一つですね。
世界を代表するギターアンプメーカーの名にかけて、そのスタイルにも妥協がなく、金属的なザラメ模様と下部の金属部分が特徴的で実にロックな雰囲気を醸し出しています。充電ケースも抜かり無く、Marshallのロゴがしっかり刻まれており、アンプのようなシボ加工が施されているので、見た目的にも所有欲を十分に満足させてくれます。さらっとデスクの上に置いておいても、誰もが「おっ!」っと目を惹く、そんなこだわりが随所に見えます。
AirPods風のインナーイヤー型なので軽い装着感が特徴的で、カナル型が苦手な人でも大丈夫ですね。ブランドイメージを効果的にアピールできるこだわりのイヤホンとして、他の追従を許さないブランド力は、さすが歴史のあるマーシャルブランド。一朝一夕では構築できない「ブランド」を、見事に完全ワイヤレスイヤホンに昇華したといっても過言ではないでしょう。
2023年6月9日に、限定色の「Cream」がラインナップに追加され、王道のブラックとオシャレなクリームの2色から選択できます。
Minor III の価格比較
マーシャル/Minor IIIの最安価格は¥18,990です。価格比較は毎日おこなっていますが、最安値は常に変動しますので念のため各販売店の最新の価格を必ず確認して下さい。
販売店 | 価格 | 条件等 |
---|---|---|
e☆イヤホン | ¥18,990 |
送料無料、1,899ポイント |
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買取価格
Minor IIIの買取は¥7,000です。開封品や使用済品にも適用される実態に即した買取上限金額を表示しています。買い取り価格UPキャンペーンも頻繁に開催されていますので詳細は各店舗様にご確認願います。
買取店 | 買取上限金額 |
---|---|
e☆イヤホン買取センター | ¥7,000 |
クラシック | 3.5点 |
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ジャズ | 4.2点 |
ポップス | 4.2点 |
ロック | 4.5点 |
- 4点
- ブラック: 7340055384315
- クリーム: 7340055397940
- FCC ID: 2AAGF-MINORIII
- 技適: 201-210379
- Made in China
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レビュー
マーシャル/Minor IIIのレビュー評価は4です。音質的に良い点や悪い点、総合的なメリットとデメリットなどの評判や口コミは4,564件あります。
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Marshallらしさ健在
Marshall Minor IIIを使い始めて半年ほど経ちますが、音質の満足度は非常に高いです。特に中高音の抜けがよく、ボーカルやギターのサウンドが気持ちよく響きます。低音もしっかりとした厚みがあり、主張しすぎないながらも音楽に深みを与えてくれる印象です。ロックやブルースとの相性が抜群で、Marshallのブランドイメージにぴったりのチューニングがされていると感じました。開放型のインナーイヤーなので耳への圧迫感がなく、外音も程よく入ってくるので、外出時や作業中の「ながら聴き」にも最適です。
ただし、ノイズキャンセリング(NC)が非搭載なのは大きなマイナスポイントです。周囲の音を遮断できないので、通勤電車やカフェなどの騒音が多い場所では音が埋もれてしまい、せっかくの高音質を十分に楽しめないこともあります。そのため、自宅でのリスニングや静かな環境で本領発揮する製品だと思います。NC搭載モデルと比べると物足りなさはあるものの、Marshallらしい音作りに惹かれて購入する分には納得できる仕上がりです。
総じて音質は期待を裏切らないクオリティで、外観の良さと相まって満足度は高めです。ながら聴き派やMarshallのファンには特におすすめできます。静かな環境でじっくり音楽に浸りたい人にとっては、開放型の快適さとMarshallらしい力強いサウンドの組み合わせがベストな選択肢かもしれません。機能面の不足を音の魅力が補っているという印象です。
見た目がすべて
購入の決め手は完全に「見た目」でした。Marshallロゴの存在感、クラシックなデザイン、レザー調のケースの質感など、音楽機器というよりファッションアイテムに近い感覚です。実際、ケースをカフェなどで取り出すと友達の反応も良く、「どこのブランド?」と聞かれることもあり、所有欲が満たされる瞬間が多々あります。ギターアンプを彷彿とさせるシルエットや細かな造形にもこだわりが感じられ、Marshallブランドへのリスペクトが随所に光っています。
ただ、実際に手に取ってみると予想以上に「オモチャっぽい?」と感じることもあります。高級感というよりは「軽快さ」が際立っていて、人によってはチープと受け取られるかもしれません。個人的にはネガティブには捉えていませんが、見た目にこだわる人にとっては好みが分かれそうです。
とはいえ、デザイン重視の選択肢としてはトップクラスだと思います。イヤホンにファッション性を求める人や、Marshallのブランドイメージに共感する人にとっては、まさに所有する喜びを与えてくれる製品です。音質も悪くないので、「見た目で選んだけど結果的に良かった」と感じる人は多いのではないでしょうか。
謎挙動多発
音質やデザインにはそれなりに満足しているものの、一番のストレスは充電まわりです。購入から数週間で、片耳だけ充電されない現象が頻発しました。ケースに戻しても反応がなく、リセットしても改善されず、日常的に「充電できてるか?」を確認する癖がついてしまうほど。ネット上で調べると似たような報告がかなりあって、製品の仕様なのか個体差なのか、はっきりしないのが逆に不安を煽ります。
サポートに問い合わせたところ、対応は丁寧で交換などの提案もしてもらいましたが、根本的な改善が期待できるかというと微妙なところです。充電に関しては日々の使い勝手に直結するので、ここが不安定なのは致命的とも言えます。音質やデザインが良くても、「出かけようとしたら充電されてなかった」というトラブルが続くと、どうしても信頼性に欠ける印象を持ってしまいます。
Marshallブランドへの期待が大きかっただけに、充電トラブルに対するガッカリ感は正直大きいです。今後のモデルでは、このあたりの品質管理をもう少ししっかりしてほしいと思います。せっかくの魅力的な外観とサウンドに対して、機能面の足を引っ張るのはもったいない。音楽のある日常を安定して支えてくれる製品であってほしいです。
惜しい部分が多い
Marshall Minor IIIのBluetooth接続は基本的に安定しており、スマホで音楽を楽しむ分には快適です。しかし日常的にPCやタブレットなど複数のデバイスを使う自分にとって、マルチポイント非対応なのはかなり不便でした。デバイス間の切り替えには手動で再接続する必要があり、頻繁に使い分ける人には正直ストレスだと思います。接続そのものが切れやすいわけではないものの、マルチユースには不向きという印象です。
操作性に関しては、タッチコントロールが搭載されている点は評価できますが、正直誤操作が起きやすく、慣れるまで時間がかかります。通話中に耳元を触っただけで通話が切れてしまったり、曲送りしたかったのに停止になったりと、微妙な判定が続いて戸惑うことが多かったです。アプリでEQを調整できるのは便利ですが、UIが直感的ではなく、設定画面も少しゴチャついている印象を受けました。初心者にとっては使いにくさが先に立つかもしれません。
総合的に見ると「使えないわけではないが、惜しい部分が多い」という評価です。音質やデザインの魅力があるぶん、操作・接続周りがもっと洗練されていれば完璧に近づいていたと感じます。今後のアップデートでマルチポイント対応やタッチ感度の改善があれば、評価も変わってくるはずです。音楽を聴くだけなら困らないのですが、多機能性を求める人には物足りない可能性が高いです。
初期不良に泣く
Marshall Minor IIIを購入してすぐ、致命的な初期不良に見舞われました。まず音飛びが頻繁に発生し、音楽鑑賞どころではなくなってしまいました。さらにイヤホンをケースに入れても音が止まらず、そのままバッテリーを消費するという謎の挙動も確認。まさかのホラー体験のような使用感に驚き、すぐにサポートに連絡しました。対応自体は丁寧で、迅速に交換手続きを進めてくれた点は良かったと思います。
しかし、初期不良によって生まれた不信感はなかなか払拭されません。交換後の製品は正常に動作していますが、「また同じことが起きたらどうしよう」という不安が頭をよぎります。Marshallというブランドへの憧れがあったぶん、品質管理に対する期待値も高かったため、残念な気持ちは拭えません。ネット上でも同様の不具合報告を見かけることが多く、「運が悪かった」とは言い切れないのではという印象です。
全体として、デザインや音質は素晴らしいだけに、品質面の詰めが甘いのが非常にもったいないと感じました。サポートの丁寧さは評価できるものの、製品としての完成度や安定性に対して不安が残ります。ブランド力で選ぶことに躊躇はありませんが、今後購入を考える方には「初期不良に当たる可能性もある」という覚悟が必要かもしれません。次回作ではより信頼性の高い製品になってくれることを期待しています。
ブランド信者向け
Marshall Minor IIIを使ってみて、全体的には「買って後悔はしていない」と思っています。何よりも音質とデザインの魅力が際立っていて、Marshallらしい力強いサウンドをコンパクトなイヤホンで楽しめるというのは感慨深い体験です。ロックやブルースなど音の表情が重要なジャンルを聴く機会が多い自分にとっては、バンドの息づかいまで感じ取れるような再生力がありがたいです。開放型の軽やかな着け心地も、長時間の使用にはありがたく、特に屋外でのリスニングに重宝しています。
とはいえ、充電まわりの不安定さや接続関連の煩雑さは、日々の使用の中でどうしてもストレスになることがあります。片耳だけ充電されないことや、マルチポイントに対応していないために複数デバイスの切り替えが面倒だったり、タッチ操作が誤爆することがあったりと、細かな欠点が蓄積して満足度に陰りが出る瞬間は確かにありました。また、初期不良や修理報告がネット上でも散見されるため、安心して勧められる製品かと言われると、やや悩ましいところです。
結論として、Marshallブランドに愛着があり、見た目と音質に価値を感じられる人には十分「買う理由がある」と思います。一方で、安定した操作性や多機能性を重視する人にはやや物足りないかもしれません。万人におすすめできる製品ではないですが、「音楽を聴くことを楽しむ道具」としての魅力はあります。このイヤホンを手にしてから、ふとした瞬間に音楽に浸れる時間が増えたのは間違いなく、そういう意味では自分にとって「満足できる買い物」でした。