Astell&Kern AK UW100

AK UW100(型式: PSP21)はAstell&Kern初の完全ワイヤレスイヤホンです。ドライバーにはKnowles製BAドライバー1基を搭載し、解像度の高いクリアな音質を実現したモデル。

特長

• Astell&Kern初の完全ワイヤレスイヤホン。高性能Hi-Fi 32bit DAC「AK4332ECB」搭載。
• Knowles製BAドライバーを1基搭載。高音質コーデック「aptX Adaptive」にも対応。
• 2台までのマルチポイントに対応。便利なアンビエントモードも搭載、専用アプリでプリセットイコライザーの変更も可能。

ウィークポイント

• ANC機能があえて非搭載

得意ジャンル

• クラシック
• ジャズ
• ポップス

プレミアムオーディオブランドで名を馳せるAstell&Kernが満を持してリリースした完全ワイヤレスイヤホン「AK UW100」。Bluetooth SoCにはQualcommのQCC5141を採用。高音質コーデック「aptX Adaptive」にも対応しており、解像度の高い原音に忠実な音質を実現しています。

特筆すべき点として、内蔵Bluetoothチップとは別に旭化成エレクトロニクス(AKM)の高性能32bit DAC「AK4332ECB」を搭載している点にあります。たとえ多少の重量増となったとしても、BTチップ内蔵のDACを使わず高音質DAC「AK4332」を採用することは、すなわち、Astell&Kernブランドの基本理念である「可能な限りオリジナルソースに忠実な音の再現」これを忠実に再現した「証」であるとともに、Astell&Kernのブランドを象徴する「言葉だけではない、音質に対する本物のこだわり」をひしひしと感じ取ることが出来ます。

Knowlesのフルレンジ1BAから奏でられる音質は、まさに「上質そのもの」。分離に優れた解像度の高い美しい響きが特徴的で、質の高いディープな低音からリアルでハッとする中音、繊細で綺麗な高音までのバランス感に優れており、原音に忠実な鳴りっぷりは「さすがAK」と申し上げて差し支えないでしょう。特にスピード感のある高音域の表現力はUW100独自の鳴りっぷりと言えますね。

音質重視の設計は「機能の取捨選択」にまでいたり、あえて、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載しなかった点も評価に値するポイントかなと思います。そのかわり、人間工学に基づいたデザインと装着感で、クラス最高レベルのパッシブノイズアイソレーションを実現し、アクティブノイズキャンセリング機能を見事に補完しているのはさすがの一言です。

普段使いで大変便利な機能マルチポイントにも対応しているのは嬉しいところ。外音取り込みのアンビエントモードも搭載していますので、付けたままで自然に会話をすることが可能で、普段使いもストレスなく使えるのも魅力の一つですね。

デザイン的にも「ザ・AKデザイン」が特徴的で、遠目で見てもすぐAstell&Kernとわかる、美しいフォルムのAKカットのフェイスプレートが耳元をエレガントに主張してくれますし、同じくAKカットが施されたワイヤレス充電対応の充電ケースも、「魅せるガジェット」としての存在価値を一段上のレベルに引き上げてくれていると言えます。

Android/iOS共に専用アプリ「AK TWS」が用意されており、外音取込モードのON/OFFや4段階のレベル調整、低音強調やゲームモード等のプリセットイコライザーの適用が可能です。一部タップ操作機能の入れ替えが行えるのも嬉しいところ。

関連リンク

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• 【PHILE WEB】Astell&Kernはワイヤレスでも強い！初TWS「AK UW100」＆BTスピーカー「ACRO BE100」一斉レビュー

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